千葉県旭市のメガネ・補聴器専門店 共文堂の店主、1級眼鏡作製技能士の宇野です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
メガネが壊れても、修理ができる場合があります。
今回、店舗にて修理をしましたので、その過程をご紹介いたします。
レイバンで人気フレームの上位に位置するRB5154(クラブマスター)をお使いのお客様が、踏んで壊してしまいました。実は、半年ほど前にRB5154同モデル、カラー違いのレイバンののフレームを、今回とは違う箇所を修理したことがありましたので、修理を承りました。(合わせて下記↓のブログをご覧ください。)
アセテートやセルロイドの素材なら溶かして接着します。
ネジで固定されているフレームのブローが壊れています。人間の体重にはかないません。
切断面をずれないように保護テープで固定して溶かして接着します。
素材がアセテートなので可能な修理です。
透明なプラスチックを薄く削って補強材として接着します。
削った表面を溶かして艶を出します。
補強材でネジ穴が塞がっているので、穴を開けます。
補強材の厚み分ネジの長さが足りないので、ちょうど合う長さのネジに交換します。
ネジを取り付けます。
ネジが出ていますので、エッジが万が一、眉間に当たると危ないので、ネジの上に樹脂を塗って保護します。
透明な樹脂がネジの上にきれいに盛られています。
正面から見ても修理した跡は見えません。
最後に、研磨剤で小傷を目立たなくします。
修理完了です。このお客様は、メガネが一つでは不安なので、新しいメガネもおつくりいただきました。
メガネの修理なら、千葉県旭市のメガネ専門店 共文堂におまかせください
今回は、店舗で修理をしましたが、もっときれいに仕上げたい場合は、当店が加盟しているサンクス・オプティカル・グループでは、メガネの産地、鯖江にメンテナンスセンターがございます。店頭では限界がある修理でも、メガネ修理のプロであるメンテナンスセンターでは、様々な修理ができます。愛着のメガネが壊れてしまっても、あきらめずにお持ち下さい。(他店でご購入のフレームの修理も承ります。)
その他の修理は、こちら↓をご覧ください。