レイバンで人気フレームの上位に位置するRB5154(クラブマスター)が壊れてしましました。
今回、店舗にて修理をしましたので、その過程をご紹介いたします。
フレームのブロー部分が割れて、ネジで固定できなくなりました。
通常はこのように、ネジで固定されています。
まずは、割れたところを溶かして接着します。
そのままでは、強度が不足するので、透明なプラスチックを削って、補強材を作り、これも素材を溶かして接着。
表面も溶かすと、そのまま艶が出ます。
左が純正のネジです。補強材の厚みで、ネジの長さが足りないので長いネジに交換します。
補強材にネジを通す穴を開けます。白い粉は削りカス。
ネジの頭が小さいのでワッシャーを挟んで固定します。
横から見ると補強材が見えますが、透明な素材なのでほとんど目立ちません。
表面をバフ掛けして、修理をしたところを目立たなくしています。
今回は、店舗で修理をしましたが、もっときれいに仕上げたい場合は、メガネの産地、鯖江に専門の職人によるメンテナンスセンターがございます。
愛着のメガネが壊れてしまっても、あきらめずにお持ち下さい。
(メンテナンスセンターでは、他店でご購入のフレームの修理も承ります。)