千葉県旭市のメガネ・補聴器専門店 共文堂の1級眼鏡作製技能士と認定補聴器技能者の二刀流店主の宇野です。
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強度近視のメガネの見た目を良くする。特殊面取り(マイナスメッツ)加工のご紹介です。
強度近視の厚いレンズの縁を薄くする特殊面取り(マイナスメッツ)
強度の近視では、どうしてもレンズの縁(コバ)が厚くなってしまいます。少しでも薄く良い見た目で仕上げるための解決方法として、まずは、小ぶりのフレーム&屈折率の高いレンズ素材で作ることをお薦めしています。
でも、お好みのフレームデザインやお顔のサイズで大きなフレームを使わないといけない場合もありますよね。そこで、お勧めしたいレンズの加工が、特殊面取り(マイナスメッツ、マイナスMETS)加工です。
特殊面取り(マイナスメッツ、マイナスMETS)加工とは、強度近視で厚くなりがちな耳側のレンズ縁(コバ)の後面を斜めに多めに面取り(カット)し、鏡面仕上げにして、薄く美しく仕上げる加工です。
その見た目の違いに、度数の強い近視ユーザーに好評です!
近視の度数が強いレンズの中心厚はほとんどのレンズが1ミリですが、その特性上、サイズが大きいほど、レンズの縁厚(コバ厚)も厚くなります。
従来、特殊面取り(マイナスメッツ、マイナスMETS)加工は、店主の宇野が職人技の手作業で加工処理しておりました。(ガラスレンズを仕上げたこともあります。)
共文堂では、さらに仕上がりの良いメガネをご提供するため、2019年に最高級ハイエンドモデルのレンズエッジャー(レンズ加工機)~ニデック Me 1200~を導入し、よりきれいな仕上がりでご提供できるようになりました。
面取り量は、マニュアルで設定することもできますが、これまでたくさんの加工実績で、加工機の自動制御で問題ありません。さすが、ハイエンドマシンです!
正面からキラキラの反射は、心配するほどではありません。
レンズの面取り部のコバを、キラキラと鏡面仕上げにした場合に、正面から見て気にならないのかとの懸念がある方もいらっしゃると思いますが、これまで特殊面取り加工をたくさんの強度近視ユーザーの皆様にご提供してきましたが、レンズの側面が薄くなり、見た目が良くなったと喜んでいただける方ばかりで、その心配も無用です。
店頭には、特殊面取り(マイナスメッツ、マイナスMETS)加工 と通常加工をしたメガネの見本もご用意しておりますので、実際にご覧いただけます。
共文堂では、この特殊面取り加工の料金を、現在のところいただいておりません。近視の度数が強くて、レンズの厚みの気になる方は、どうぞお気軽にお申し出ください。